あなたは健康ですか?
と聞かれて大半の人は「多分、健康です。」と答えるでしょう。
体がだるい、何となく頭が重い、肩が凝りやすいといった直接病気
とはいえない症状を日常的に感じている人であっても「多分、健康です。
と答えているのではないでしょうか。
そのような人は「半健康人」と呼ばれています。
ある調査によると、現代人の80%以上が
〔不定愁訴〕と呼ばれる半健康人なのです。
人間の生活の場が汚染される一方で、食生活の偏りや西洋医学
の対症療法の一つである抗生物質の多用により人体の免疫力自体
の低下が著しくなっています。
免疫力が低下しているだけではなく、ストレスなどで体内における
活性酸素が、過剰発生してしまい遺伝子は傷つき、病気になる要因
を作り続けています。
ミネラルは通常、食物、水
を通して人体に取り込まれます。野菜など
の食物は土壌からミネラルを吸い上げて蓄え、水は土壌によってろ過
されるうちに、土壌に含まれるミネラルが溶け込みます。
これらを人間が摂取することによってミネラルを補ってきたのですが、
科学肥料・薬品・汚染によって土壌のミネラル含有量が大幅に少なく
なってしまい、結果的に現代人のミネラル摂取量が不足しているのです。
動植物が合成することの出来ないミネラルは「土壌」から吸い上げる
しかありませんが、世界的に知られているように、現代の「土壌は」
100年以上前から、ミネラルが次第に減少しています。
作物やその作物を餌として成長した動物の食肉からは、人間が必要
とする60種類以上のミネラルを摂取することは、まず不可能と言える
でしょう。
植物は人間よりもかなり少ない栄養素だけですくすくと成長することが
できます。
「ミネラル」で例えると植物は人間よりかなり少ない「ミネラル」で成長
することができるわけです。が逆に 人間は植物の「ミネラル」だけ
では充分に成長できないのです。
実際どのくらいのミネラルが必要かといいますと?
↓成長に必要な必須ミネラル
植物 →→→ 9種類 人間 →→→ 60種類以上
上記の数字でもわかるように、植物は9種類のミネラルで成長するが
人間は60種類以上のミネラルが必要なのです。
故に植物からミネラルを吸収しても9種類のミネラルしか摂取でき
ません。 残りの51種類以上のミネラルを植物以外から摂取しなけれ
ばなりません。
人間は植物のもつ「ミネラル」だけでは充分ではないのです。
さらに 悲しい事に 少ないミネラルでも育つ植物が年々、ミネラルが
減少してきているのです。
また植物を育てる「土壌」も100年以上前からミネラルが減少してい
るので、結果的に植物を食べる人間もミネラル不足に陥いるのです。
データーによると
1975〜1990年の間にキャベツ、人参、玉ねぎなどの緑黄色
の野菜は53%も落ちているのです。
アメリカの例をあげると
1936年の米国上院文書264にはアメリカ全土のうち85%に
セレ二ウムが全く存在しないと報告されています。
ソ連に何百万トンの小麦粉がアメリカから送られた時、ソ連で
心不全で死亡する人が急増しました。
これはアメリカの小麦粉の大半にセレ二ウムがない為であった
という話があります。 |